フリーランスになる前に確認・検討しておくべきことは?
まずはじめに、フリーランスになることは、会社員時代と比べてどのような変化があるのでしょうか?
一言で言えば、フリーランスになると「会社員」よりも社会的信用がなくります。
そのため、会社員時代には当たり前にできていたことができなくなることもあります。そこで必要に応じて以下のように対策が必要です。
フリーランスになる前に住宅ローンやクレジットカードの契約を!
フリーランスになって一番困るのが住宅ローンやクレジットカードの契約です。芸能人の方が住宅ローンが組めなくて困ったとTV番組でお話されていることがありますが、フリーランスになると返済の継続性の担保が難しいという点で、まさに同じような事態が発生します。
住宅ローンやクレジットカードを運営する企業や銀行は、毎月定額で収入がある会社員であれば返済の信頼性があると考えます。
一方成果物によって収入が左右されてしまうフリーランスには、返済の信頼性がないと判断されてしまうのです。
ローンやクレジットカードの契約を予定している人は事前に準備することが必要です。
フリーランスになる前に就労保険の検討を!
フリーランスは雇用保険の対象外です。なので、事前に就労が難しくなった場合の対策として検討する必要があります。
小さい子供がいる場合は、万が一大病で働けなくなったり亡くなったりした時のため、シッターサービスなどで子供を見てもらう分が賄える程度の収入保障保険に加入してリスクマネジメントをしていかないといけません。
また、現在では、フリーランス向けの保障を整えた保険商品も販売されているのでチェックしてみましょう!
フリーランスになる前に保育園・学童関係の確認を!
お子さんのいる方は、保育園・学童へ預ける際に、就業状況によって保育園や学童へ預けられるかが異なってくるので注意が必要です。
自治体によっては、保育や学童が必要かどうかの判断基準は異なります。月の勤務(稼働)日数や時間で判断するところもあれば、正社員が優遇されている場合もあるでしょう。いずれにしてもフリーランスになる際は、一度事前に自治体の担当課へ相談してみましょう。また、必要な申請書類についても指示をしていただけるはずです。