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クラスからオブジェクトを作る
前のページでクラスとは設計図だと書きましたが、車の設計図が人を乗せて走ってくれるわけではありません。実際に動かすためには設計図を元に実際に物体を作る必要があります。
クラスを元に実際に作った物をオブジェクトと呼んでいます。クラスから物体を作成するには”new”を使います。
変数名 = new クラス名(引数);
上記で記述した変数名というのが、作成したオブジェクトを認識するための名前となります。
前のページで車に関する設計図について書きましたが、例えば下記のようなクラスを記述したとします。
class Car{
}
現時点ではクラスとして”Car”というクラス名を持ったクラスを設計しました。ではこの設計図を元に実際に物体を作成してみます。
$car = new Car();
class Car{
}
また変数がいくつでも作成できたように、同じクラスを元にいくつでもオブジェクトを作成することが出来ます。これは1つの設計図から複数の物体を作れるのと同じことです。元になっている設計図(クラス)は同じであっても、そこから作成された物体(オブジェクト)はまったく別のものですので、それぞれ別々に動かすことができます。
$car1 = new Car();$car2 = new Car();
class Car{
}
“$car1″も”$car2″も同じ”Carクラス”から作成された物体です。元の設計図は同じですけど、物体は別々なので、それぞれに独自の動作を行わせる事が出来ます。
このようにクラスから作成した物体に対して、色々と指示を出していく形でプログラミングを行って行きます。