PHPの全目次
文字列の目次
文字列リテラル
PHPにおいて文字列とは複数の文字をつなげたものです。例えば、「こんにちは」や「Hello World!」などはそれぞれ文字列です。
文字列をプログラムの中で記述する場合、どこからどこまでが文字列としての値なのかを表すために文字の集合をシングルクオーテーション(‘)または、ダブルクオーテーション(“)で囲います。
’文字列'”文字列”
なおダブルクオーテーションで囲った場合とシングルクオーテーションで囲った場合はプログラムの中で扱われ方が異なります。詳しくは違う記事で確認していきます。
ヒアドキュメント
複数行に渡る文字列を作成するにはヒアドキュメントを使用することもできます。ヒアドキュメントを記述するには「<<<ID」で始まり「ID」で終わる間に記述します。
<<< ID文字列 1文字列 2文字列 3ID
「ID」は任意の文字列が指定できます。例えばIDとして「Document」とした場合は次のようになります。
<<< Documentこんにちは! <br/>お元気ですか?Document
ヒアドキュメントの中ではシングルクオーテーション(‘)やダブルクオーテーション(“)も単なる文字として扱われます。空白が含まれる場合は空白は空白として扱われます。
サンプルコード
▼Example-mojiretsu1-1.php
<!DOCTYPE html><html lang=”ja”><head><meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html;charset=UTF-8″ /><title>PHPテスト</title></head><body>
<p>PHPのテストです。</p>
<p><?phpprint “こんにちは。<br />”;print <<< EOSお元気ですか?<br />いいお天気ですね。<br />ではさようなら。EOS;?></p>
</body></html>
上記のファイルをwwwサーバーのドキュメントルート以下に設置しブラウザーからアクセスすると次のように表示されます。