リレーショナルデータベースとは
データベースの構造には大きく分けて階層型、ネットワーク型、リレーショナル型の3つの型があります。
▼リレーショナルデータベース型
型名 | 管理方法 |
階層型 | データを階層構造で管理、IBM社の「IMS」が有名。 |
ネットワーク型 | データを網の目のように相互に関連づけて管理 |
リレーショナル型 | データを行と列で構成される2次元の表として管理 |
▼階層型データベース
▼ネットワーク型データベース
▼リレーショナル型データベース
リレーショナル・データベースとはリレーショナル型でデータを管理しているデータベースのことを表し、Relational DataBaseの頭文字を取りRDBとも呼ばれます。リレーショナル・データベースはデータの検索・更新を容易に行うことができ、操作性・柔軟性に優れているため現在ではもっともよく使われているデータベースの型になりました。
リレーショナル・データベースを扱うソフトウェアはリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS : Relatinal DataBase Management System)と呼ばれます。RDBMSの代表的なものにはOracleのOracle Database、IBMのDB2 UDB、MicrosoftのSQL Server、オープンソースのPostgreSQLとMySQLなどがあります。これらのRDBMSはいずれもSQLと呼ばれる言語を用いてデータベースのデータ操作をおこないます。