かつて、株式市場には「相場師」と呼ばれるカリスマが存在し、
手掛ける銘柄は「仕手株」と呼ばれて短期投資家が群がりました。
1980年代に「誠備グループ」を率いた加藤暠氏が有名です。
最盛期には4,000人もの会員を率い、
丸善や宮地鐵工所、安藤建設といった銘柄を次々と仕掛け、
古典的な仕手では仕手本尊と呼ばれるグループが特定の株を少しづつ買い集め、
仕込みが終了したら一挙に買いを集中させて株価を釣り上げ、出来高を急速に増やして売り抜けを狙います。
大きな値上がりを狙う為に発行済み株式数の少ない小型株、
あるいは市場に流通している株数の少ない地味な銘柄が対象になります。
あくまで表向きは。
例えは非常に悪いですが、分かりやすい事例で言えば「半グレ」。
組織と言えば組織ですが、表ではなく地下に潜り暗躍しています。
これと同じように、現在も表立って目立つようには動きませんが、生き残っている仕手筋も存在するにはします。
ですが、もっと現代的な、そして本人たちも仕手に加担していることに気付いてすらいない、
まさに現代ならではの「仕手筋」が大きく動いています。
既に目にしたりしたことがあるかも知れませんが、ネット掲示板などで銘柄の将来性を説き、
「直ぐに買うべきだ」と煽る『買いあおり』も今やネットを通じて誰でも簡単に出来てしまいます。
そして、その拡散スピードは著しく凄まじい。
彼らはグループという認識はなく、不特定多数の投資家が銘柄に仕掛けます。
いえ、仕掛けるというより『騰がるから買う』『買うから騰がる』、そう申し上げた方が正しいかも知れません。
彼らの買いで提灯をつけた後は、急騰株に乗り遅れまいと、若手のデイトレーダーたちがイナゴのように群がります。
※「提灯をつける」とは、株式市場においてとある特定の銘柄が大きく動き、
その背後には大口の投資家や仕手筋がいるような場合に、
その動きに追従して株式の売買を行っていくことです。
言葉の由来は、「提灯行列に付いていく」という言葉から来ているとも言われています。
ここまでくれば買いが買いを呼ぶ、怒涛の急騰スパイラルは止まりません…。
株価は瞬く間に2倍、3倍を超え、10倍付近まで急上昇する事でしょう。
それも何の材料もなくです。
これこそが現代的な最先端の仕手筋の正体であり、仕掛け人以外の買いに参加する投資家達は、
自分が仕手に加担していることすら気付くことなく、当然違法性も皆無。
そして旧SS社時代より5年ほど前から
某SNSの主と水面下で進めてきた計画がございます。
この計画は、新生Makeに引き継がれたことによって
より頑固なものとなりました。
ただし、安全に利益を手にして頂く為、その詳細については明かすことが出来ません。
それでも「仕手筋の株が騰がるロジック」をお伝えし、
今ご案内している案件を『最先端の仕手筋レポート』と命名した意図からも、
どういった情報なのかはご想像に難しくないはずです。
正味な話、前述のように株価は10倍付近まで急上昇する可能性は低くはありません。
しかし、仕手株である以上、急な暴落も可能性としては捨てきれません。
よって今回は、株価4倍の時点で売却指示をお出しします。
この段階であれば安全に利確が可能ですが、その後もホールドし、最大利益を狙っていただいても構いません。