クレンジングバームを使うときには、「乳化」することでより効果を発揮します。
しかし、乳化とはどのようなものなのかわからない方もいるでしょう。
この記事では、クレンジングバームの乳化とは何か、また正しい方法やメリットを解説します。
クレンジングバームの特徴
クレンジングバームとは、固形の洗顔料のことです。
メイクや皮脂をしっかり落としながら、肌に潤いを与える成分が配合されています。
クレンジングバームの特徴は、以下の通りです。
・水やぬるま湯で溶けやすく、泡立ちが良いので洗い上がりがさっぱりする
・植物由来のオイルやバターなどが含まれており、肌に優しくなじむ
・マッサージ効果も期待でき、血行を促進して肌のハリや透明感を高める
クレンジングバームの「乳化」とは?
クレンジングバームとは、固形の状態で肌に塗るとオイルに変わるタイプのクレンジング剤です。
クレンジングバームを水で洗い流すときに、オイルが白く濁ってミルク状になる現象を「乳化」といいます。
乳化することで、オイルが水と混ざりやすくなり、メイクや皮脂汚れをしっかり落とせます。
肌への負担が少なく、洗い上がりがさっぱりするのが特徴です。
乳化のメリット
クレンジングバームの乳化には、以下のようなメリットがあります。
・メイクや皮脂汚れをしっかりと落とせる
油分だけでは落ちにくい水溶性の汚れも、水分と混ざることで一緒に洗い流せます。
・肌への摩擦を減らせる
固形のクレンジングバームは、肌になじませる際に少し力が必要ですが、乳化すると滑らかなテクスチャーに変わります。
これにより、肌を傷つけることなくやさしく洗顔できます。
・肌に残留する油分を減らせる
クレンジングバームは油分が多いため、洗い残しがあると毛穴の詰まりやニキビの原因になります。
しかし、乳化すると油分が水分に溶け込むので、洗い上がりはさっぱりとします。
クレンジングバームの乳化のやり方
乳化のやり方は以下の通りです。
1.顔を濡らさずに、手のひらに適量のクレンジングバームを取る
2.手のひらでクレンジングバームを温めて柔らかくする
3.顔全体にクレンジングバームを塗り広げる
4.水またはぬるま湯を少しずつ手に取って顔につけ、手のひらで軽くマッサージしながらクレンジングバームと水を混ぜる
5.クレンジングバームが乳白色になったら、十分に洗い流す
クレンジングバームの乳化の注意点
クレンジングバームは、メイクや皮脂を落とすのに効果的な洗顔料ですが、乳化の方法に注意しなければなりません。
乳化が不十分だと、クレンジングバームが肌に残って毛穴を詰まらせたり、肌荒れの原因になったりする可能性があります。
クレンジングバームの乳化は、肌の汚れを落とすだけでなく、肌に潤いや栄養を与える効果もあります。
適切な乳化方法で、クレンジングバームのメリットを最大限に活かしましょう。
まとめ
クレンジングバームの乳化について解説しました。
クレンジングバームは油分が多く、メイクや汚れをしっかり落とせますが、そのまま洗い流すと肌に油分が残ってしまうため、乳化という工程が必要になります。
乳化とは、水を加えてクレンジングバームを乳白色に変えることで、これによって油分と水分が混ざり合って肌になじみやすくなります。
クレンジングバームの乳化は、肌の健康や美容にとって重要なステップです。
ぜひ正しいやり方で行ってみてください。
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