COUNT関数
COUNT関数は、取り出されたデータの件数を戻す関数です。引数には、数値型、文字型、日付型を戻す式または列を指定できます。
また、列名、式に加えて「*」(アスタリスク)を指定することもできます。
▶ COUNT関数
COUNT({ * | [DISTINCT | ALL] 式 })
カウントされるデータの件数は引数に指定する値によって異なります。
▶ COUNT関数の引数とカウントされるデータの件数
*・・・重複した値やNULL値を含む、すべてのデータの件数
式またはALL式・・・
重複した値をそれぞれ1件としてカウントしたデータの件数(NULL値は含まれない)。
なお、オプションの指定を省略した場合は、デフォルトの「ALL」となる
DISTINC式・・・
重複した値を1回だけカウントしたデータの件数(NULL値は含まれない)
▶ COUNT関数の使用例
SQL> SELECT COUNT(*), COUNT(comm), COUNT(job), COUNT(DISTINCT job) 2 FROM employees; COUNT(*) COUNT(COMM) COUNT(JOB) COUNT(DISTINCTJOB) ---------- ------------ ---------- ------------------- 14 4 14 5
上記の例では、EMPLOYEES表(テーブル)に格納されている全データの件数(1列目)、COMM列にNULL値が含まれていないデータの件数(2列目)、JOB列にNULL値が含まれていないデータの件数(3列目)、およびJOB列の種類の数(4列目)表示しています。